hanaco部の日常生活

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梅雨の時期のカビ対策⑤~カビの予防とは!~

カビ予防

 

■カビの発生箇所とその予防

 

カビ予防のポイントは、

湿度」と「時間」となります。

カビの好きな湿度をつくらないことと

定着する時間をあたえないことです。

 

キッチン

水とカビの栄養となる食べ物が飛び散りやすいキッチンも、

防水コーティングやタイル目地、シンク周りなどにカビが生えやすい場所です。

 


 

【予防方法】

流しから飛び散った水や汁などは、

しっかりと拭き取ること。

ゴムパッキンのしつこいカビは、

カビとりジェルを使用し、

掃除後は消毒アルコールで拭き上げること。

 

また、ゴミ受けのカゴとトラップは常に清潔に保ち、

スポンジ置きや洗剤ボトル、蛇口の裏側なども、

こまめにブラシやタワシで擦るようにしましょう。

 


 

浴室

湿度も温度も高くなりやすく、

カビの栄養分になる石鹸や皮脂も豊富なため、

カビにとっては発生しやすい好条件の環境です。

浴室の四隅やボトルの底などが濡れたままだと、

それが透明なヌメリから赤カビや黒カビに変化します。

そのため、カビ予防としては、

どれだけ水気をとるかが重要になってきます。

 


 

【予防方法】

壁面やドア内面などの水気はタオルで拭き取るか、

モップやゴムスクイージーなどで一気に水気をきってしまうこと。

シャワーをあてながらブラシで擦るだけでもカビの予防に効果的です。

排水溝も髪の毛などのゴミを取って、

ついでに擦り洗いをすること。

 

また、浴室の扉には浴室内の湿気、

洗面所からのホコリがたまりカビの発生箇所となります。

パッキンに浸透して繁殖してしまったカビはとるのが困難ですので、

毎日こまめにブラシなどで擦ることをオススメします。

 


 

●トイレ

トイレは狭くて風通しが良くないうえに、

衣類の着脱でホコリが舞やすい環境です。

 

【予防方法】

汚れが飛び散らないように、

流すときはフタを閉めて流すこと。

便器内の水は蒸発するとトイレの湿気、

カルキ促進の原因になるため、

いつもフタを閉じておくことです。

 

●窓・窓周辺

 

窓枠のゴムパッキンには結露やホコリがたまりやすく、

カビが生えやすい場所です。

 

【予防方法】

ゴムパッキンに積もるホコリや汚れを除去し、

消毒スプレーを吹きかけカビの発生を抑える。

 

●下駄箱

下駄箱は風通しが悪く、

湿気がたまりやすく、

カビが生えやすい場所です。

特に木材を使用している下駄箱は湿気をよく吸います。

そのため、丁寧に靴を磨いて収納しても、

気がついたらカビだらけということが結構あると思います。

 

【予防方法】

カビが好む湿気やホコリを取り除き、

こまめに換気をおこなうこと。

天気の良い日には下駄箱の中身を出して、

空気を入れかえ、

お掃除後には除湿剤やカビ予防アイテムを使用する。

靴や雨具は乾燥させてから下駄箱へしまうこと。

 

晴れた日の靴も汗を吸収して湿気がこもっているため、

帰宅後は一晩乾かしてから下駄箱にしまうようにしましょう。

 

靴をたくさん収納するのも湿気がこもりやすくなる原因になるため、

収納に余裕を持たせること。

下駄箱に除湿剤をおく、

しばらく履かない靴の中に除湿剤を入れて保管する。

 

●クローゼット

クローゼットは基本的に密閉空間で、

湿気やホコリを吸着する衣類が集まり、

風通しが悪いため湿気がこもりやすい場所です。

 

収納する衣類は汗をかなり吸い込んでいるので、

脱いですぐに収納すると、

クローゼット内に湿気がこもってしまいます。

加えて、ホコリや汗、皮脂汚れなどがついたままだと、

カビが生えるリスクは一気に高まります。

 

【予防方法】

衣類の出し入れが多いとホコリがたまりやすくなるので、

定期的に掃除をすること。

扉を開けて換気すること。

※定期的に扇風機などを使ってクローゼット内の空気を入れ替える

 

着ていた衣類を収納するときは、

汚れをしっかりと落とすこと。

1日着た衣類は汗を吸収しているので、

収納する前にハンガーに一晩かけて、

汗などの湿気を飛ばすこと。

 

衣類を収納するときは、

防カビ効果のある防虫カバーなどを活用し、

カビの発育を抑えて、

虫食いやホコリの付着を防ぐこと。

 

風通しが悪くなるので衣類を詰め込みすぎない。

革製品やシルク、ウールなどの湿気に弱い素材は、

比較的湿気の少ない高い場所に収納すること。

 

梅雨の時期など湿気が多く窓を開けて換気しづらいときは、

除湿剤を使用する。

置くタイプの除湿剤なら、

湿気がたまりやすいクローゼットの下や、

空気が滞留する四隅に置くと効果的です。

 

季節ごとのアウターを長期間しまうときは、

一度クリーニングに出してキレイにしてから、

クローゼットにしまうこと。

 

●洗濯機

洗濯槽のカビ環境が原因で洗濯した衣類に付着して臭うことがあります。

また、洗濯槽の内側には脱水のための穴がありますが、

洗濯のときに、そこから衣類などに付着した汚れや洗剤の溶け残りなどが、

裏側に漏れ出ていきます。

それらを栄養分にして洗濯槽の裏側の見えない部分で、

さまざまな雑菌やカビがひそかに繁殖し、

汚れや嫌な臭いの原因になります。

 


 

【予防方法】

洗濯機を洗濯カゴ代わりに使わず、

汚れた衣類は専用の洗濯カゴへ入れる。

※脱いだばかりの衣類には汗が染み込んでおり、

ただでさえ高い洗濯槽内の湿度をさらに上げてしまいます。

そればかりか、汚れた衣類には皮脂や食べカスなどのカビの栄養分が、

たっぷり付着しているのでカビの成長を促すことになります。

 

洗濯後はすぐ洗濯物を出し、

フタを開けて中を乾燥させること。

カビが好む環境は湿度が高い場所なので、

洗濯槽に湿気をこもらせないことです。

※ただし、小さなお子さんがいるご家庭では、

ドラム式洗濯機のフタを開けていると、

中に入る危険がありますので、

十分注意しておこなってください。

 

洗濯機に乾燥機能がついている場合は、

週に1回くらいは乾燥機能をつかうようにする。

 

洗剤を使いすぎないようにする。

容器に記載された目安量を守ること。

※溶けきらずに洗濯槽に残った洗剤はカビのエサになります。

 

お風呂の残り湯はつかわない。

節水のためお風呂の残り湯を再利用している方もいると思います。

しかし、残り湯には油脂などが含まれているため、

衛生面はよくありません。

どうしても残り湯を利用するのであれば、

すすぎでは水道水を使うようにしましょう。

 

洗濯槽の細部を掃除する。

また月に1度は槽洗浄をおこなうこと。

 

●カーテン

カーテンは見た目はキレイでも、

外気の排気ガス、部屋のホコリや臭いなどを吸着し、

窓の結露により湿気も発生します。

これらがカビの栄養分となります。

 

【予防方法】

窓のまわりの掃除をこまめにおこなう。

窓、サッシの結露を拭き取る。

※水分がカーテンへ染み込むまえに結露を拭き取る。

 

大きな窓には結露防止スプレーを窓に吹きかけるのも効果的です。

 

カビは衛生的に悪いので、

半年に一度など時期を決めて洗浄する。

家庭で洗えない素材のものや取り外しが難しいカーテンには、

カビ予防スプレーを吹きかける。

 

●ジュウタン、カーペット

【予防方法】

普段は掃除機をかけ、

とれにくい髪の毛などのゴミはロールを使用し、

雨の日は除湿機をかけると効果的です。

3〜4年に一度はカーペットクリーニングで、

ダニなどの害虫や生活汚れをとり清潔な環境にしましょう。

 

消毒用エタノールを使って除菌する。

※消毒用エタノールはドラッグストアなどで購入できます。

エタノールを薄めずにスプレーボトルに入れ、

絨毯のカビ部分に直接スプレーします。

また、絨毯のカビ部分にスプレー後に、

ドライヤーで乾燥させることでエタノールの除菌効果とドライヤーの熱により、

菌を死滅させることも可能です。

ただし温度と絨毯の材質の変化には注意が必要です。

 

定期的に半分ずつめくって絨毯裏面と床面に風をあてる。

月に一回は絨毯の裏面も掃除機をかけるようにする。

 

食べこぼし、飲み物ををこぼしたらなるべく早くお手入れし、

裏面もしっかりと乾燥させる。

 

カーペットを丸洗いして天日干しをする。

丸洗いできなければ掃除機だけかけたあとに、

天日干しをするだけでも効果的です。

 

●エアコン

エアコンの内部は常にカビが発生しやすい環境のため、

エアコン内部で発生したカビが風に乗って部屋の隅々に運ばれると、

さまざまな場所でカビが発生する可能性があります。

また、運ばれたカビが人間の体内に入り健康被害を引き起こすリスクもあります。

そのため、健康被害を起こさないように、

エアコンは定期的にお手入れをするようにしましょう。

 


 

【予防方法】

こまめにフィルターを洗浄する。

掃除はこまめにしても嫌な臭いがする場合は、

吹き出し口の内部にすでにカビが発生しているため、

フィルターを洗浄しただけでは不十分です。

汚れてくると機能低下や無駄な電気代がかかってしまいますので、

最低2〜3年に一度は専門業者によるクリーニングをオススメします。

 

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エアコンは室内の空気を吸い込み、

温度調整して室内に戻す仕組みのため、

定期的に部屋の換気をおこない、

空気中のカビを減らすこと。

 

●押し入れ

押し入れはたくさんの荷物が入っているため、

空気の流れが悪く、ホコリがたまりやすく、

しかも湿気が入り込みやすいという、

家の中でも特にカビが繁殖しやすい条件がそろっているます。

 

【予防方法】

空気がたまると汚れや湿気が停滞しやすくなるため、

普段から空気がこもらないようにする。

換気をする場合は、ふすまの左右とも少し開けること。

また、扇風機で1箇所にたまった空気を動かすことも効果的です。

※換気をというのは、開口部が2箇所以上ではじめて機能します。

片方だけ開けても換気の意味がありません。

 

スノコの上に布団をのせて、布団の両サイド・後ろに少し隙間をつくり、

空気が流れるようにする。

 

布団や服は干してから入れる。

※1日中着ていた衣類や一晩寝た布団は汗をたくさん吸っているため。

また、布団は圧縮袋に入れてしまう。

 

除湿剤、除湿・消臭備長炭シートを壁面や床面に敷くなども効果的です。

 

■まとめ

カビ予防は、一度に掃除をするのではなく、

手遅れになる前にこまめに掃除や換気をおこない、

カビが発生する条件をつくらないことが大切です。

 

浴室やキッチンは水分や汚れを放置したままにせず、

入浴の後や食器洗いの後などに周辺を拭き取っておくだけで、

カビの発生を抑えることができます。

 

押し入れやクローゼットなどは、除湿剤を置いて、

たまに扉を開けておくと風通しが良くなりカビ予防になります。

 

カビが繁殖する前に水分と汚れを取り除き、

風通しをよくして清潔な部屋で快適に過ごしましょう。

 

ただ、それでもカビが増えてしまい、

自分で除去が難しい場合は、

早めに専門業者に連絡することをオススメします。