2024年1月1日に能登半島地震がありました。その影響からあらためて防災について考えなくてはと思った方も少なくないと思います。今、この瞬間に大地震が発生しても、あなたは大丈夫と言えるでしょうか?災害から自分の身を守るためにまず必要なこととは?どのような行動をすれば良いのかおわかりになるでしょうか...
すぐに答えられる人の方が少ないと思います。災害が発生しても焦らず困らないために、日常生活の中で防災行動を初めていきましょう。
今回は日常備蓄を考えていきましょう。
日常備蓄とは、食料品や生活必需品など普段使っているものを少し多めに購入し、家にストックしておくことです。「買う-貯める-使う」の繰り返しなので「ローリングストック」といいます。
【食料品】
食べ慣れた物、好きな物を少し多めに買ってストックします。賞味期限の近い順に食べていき、減った分を買って補充します。最低3日間分、さらに先も見越して貯えておきましょう。
●持ち歩いてそのまま食べられる物
飴・チョコレート(リラックス効果大)/ナッツ(カロリーや栄養価が高い)/チーズ(栄養価・満足度が高い)/ドライフルーツ(ビタミン・ミネラルが豊富)
●火や水を使わなくても食べられる物
肉・魚加工品(あかずに最適。パワーをつける)/缶詰(保存食の王様・家族の好みに合わせて)
●お湯を注ぐか、温めるだけで食べられる物
レトルト・フリーズドライ食品(日持ちし、バラエティに富む)/細い麺(ゆで時間が短い素麺や極細のパスタなど・麺つゆやパスタソースも忘れずに)
●食欲を促す菓子等
せんべい(香ばしさで食欲増進・個包装)/ようかん(小腹がすいたときに、ひとくちタイプを)/野菜・果物チップス(ビタミン補給)
●栄養バランスを整える物
シリアル・バランス栄養食(手軽に栄養補給)/栄養機能食品(食事で取れない栄養をカバー)
●災害時にもおすすめの飲み物
野菜ジュース(野菜不足を解消)/粉末スープ(味噌汁など・身体があたたまる)/機能性飲料(健康保持に)
【生活用品】
ラップ、ポリ袋(高密度ポリエチレンの物も用意)、ゴミ袋、ガムテープなどは、避難生活で何通りにも使えます。カセットボンベ、乾電池、軍手やビニール手袋なども多めに備えておきましょう。
※高密度ポリエチレンの特徴とは・・・無臭で衛生性が高く、引っ張り強度や耐衝撃性も優れている
【衛生用品】
トイレットペーパーやティッシュペーパーは、ひとつ多めに買うように心がけましょう。ウェットティッシュ、石けん、消毒用アルコールも役立ちます。女性は生理用品やおりものシートも多めに備えるようにしましょう。
【ベビー用品・介護用品】
赤ちゃんのおむつや肌着、ベビーフードなどは、日頃利用している物だと心理的にも安心です。介護用品も同様。自分に合った「これしかダメ」な」製品は、多めにストックすると良いでしょう。
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備蓄品を上手に収納するコツも紹介しています。
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■地震発生時に瞬時に持ち出す物と避難生活で必要な物
●すぐに避難しなければならないとき
地震のあとの緊急避難時に、大きくて重いバッグはかえって重荷になります。本当に必要なものだけを入れた緊急避難リュックを玄関に準備しておきましょう。
携帯トイレ/マスク/ヘッドライト/ヘルメット(折りたたみ式が便利)/レインコート/防災用ホイッスル/タオル/水(500mlを1〜2本)/ゼリー飲料など/応急手当用品/モバイルバッテリー(乾電池式・ソーラー充電式)/給水袋/乾電池
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●避難生活である便利な物
携帯トイレ・簡易トイレ/ウェットティッシュ/液体歯磨き/マスク/飲料(1週間分)/長期保存できる食べ物(1週間分)/カセットコンロ・ボンベ/給水袋/掃除用具/水を運ぶ道具(ポリタンクなど)/ランタン/アイマスク・耳栓