日常生活の中で、いつ災害にあうか誰もわかりません。そのため、どこで被災してもあわてないように外出時の備えも考えましょう。あわせて、習慣つけることが大切です!
■外出時の履き物
災害時に高層階から階段で降りたり、長時間歩くことを想定して、靴は「歩きやすい」ものを選ぶようにしたいです。しかしながら、仕事や生活環境などによって毎日は難しいと思いますので、サンダルやハイヒールを履く日は、コンパクトなフラットシューズをバックに入れておいたり、職場にスニーカーを置いておくなどの工夫をしましょう。
■外出時のカバン
いざというとき、両手があいているリュック・バックパックタイプなら、身の安全を確保しやすくなります。小さいお子様や高齢者を連れていたらなおさらです。また、バックに折りたためるエコバッグを入れておくと何かと便利です。
■公衆電話で必要な小銭
携帯電話やSNSがつながらないときは、公衆電話が頼みの綱となります。災害時は無料で使えるようになっていますが、電話の種類によっては硬貨やテレフォンカードを一旦投入することが必要となります。そのため、財布に一定量の小銭を残しておきましょう。※10円玉、100円玉を各5枚以上を目安に。
■ショールやストールと持つ習慣を
ショールやストールは災害時にいろいろと役立つ便利アイテムです。避難時に粉じんによる汚れを防いだり、マスク・包帯・日除け・ブランケット代わりになります。大判なら避難所で間仕切りとしても使えます。
■行けるときにトイレは済ませる
災害直後は、公衆トイレは長蛇の列になるなどトイレに行きづらくなるおそれがあります。普段からこまめにトイレを済ませておくようにしましょう。
■バックの中に防災ポーチを入れる
自宅に備える防災バッグとは別に、必要最小限のアイテムをポーチにまとめて常に携帯しておくと安心です。ポーチの中身は下記を参照に。また、「もしもいま、エレベーターに閉じ込められたら」を想像し、ないと困る物を自分なりに加えてみるのもよいと思います。
【防災ポーチに入れておきたい基本アイテム】
- モバイルバッテリー
スマートフォンは被災時の生命線です。できれば2つ、乾電池式とソーラー充電式を備えておきましょう。
- 笛
- ラジオ
- マスク
避難時の粉じんよけに。感染症が流行する季節はマストです。
- ヘッドライト
夜間、暗闇の中での避難や作業に両手をあけられるヘッドライトが重宝します。
- 携帯トイレ
数時間、身動きがとれないときのマストアイテム。さらに防災ポンチョがあると人目をきにせずに済みます。
- 応急手当用品
頭の上からガラスが降ってくるなど、思わぬケガをするのが災害というもの。備えておけば気持ちにも余裕がでます。
※どのような物を入れたらいいか参考にどうぞ。リンクあり。
- ゼリー飲料等ちょっとした食べ物
空腹でイライラや不安もつのります。パニックになったときに心を落ち着かせる甘い物もオススメです。
- ポリ袋
給水袋、敷物、レインコートや防寒服代わりなど、いろいろな使い道がある優れ物です。
- 皮、ゴム手袋
感染防止とともに手すりを握っても滑らず体をささえやすくなります。
100円ショップだけで揃えられる防災ポーチ、その他にも金額、大きさ別に紹介されています。防災ポーチの作り方がわからない方にオススメです。
■まとめておきたい大切な物
紙製の証書や証明書などはファスナー付きビニールケースに入れておくと、防水にもなります。災害発生時に大切な物を揃えるのは難しいため、事前にまとめておくとよいでしょう。
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