まず、マニピュレータ(ギズモ)とは、上の写真の矢印や円のこと。
その矢印や円をドラックして任意に動かすことで、直感的に移動・回転・拡大縮小を実行することができる機能のことです。
なぜこの記事を書いたかというと、移動(G)・回転(R)・拡大縮小(S)のショートカットを使用した際に、マウスのみの調整になってしまってツールパネル上から選択したみたいにマニピュレータを表示させたいと思ったからです。
では、どうやったら表示させられるかなといろいろ答えをさがした結果、わたしが1番良いと思ったものは、ツールパネル内の「移動・回転・拡大縮小」に、ショートカットを割り当てるというものです。
【ショートカットの割り当て手順】
1.ツールパネルを表示させる
ショーカットキー「T」を押下することで、ツールパネルの表示非表示が可能です
2.「移動・回転・拡大縮小」のいずれかのアイコン上で左クリックをする
3.下記写真の「ショートカットを割り当てる」にカーソルを移動させ選択した状態で左クリックを押下する
4.「Press a key」と表示されたら通常の「移動(G)・回転(R)・拡大縮小(S)」のショートカットキーをそれぞれのツールに設定してあげれば完了
上記後、ツールパネルから選択しなくても「移動(G)・回転(R)・拡大縮小(S)」のショートカットを押下するだけで、マニピュレータも表示されるようになります。
ショートカットを割り当て後は、変更・削除が可能です。
■その他のマニピュレータの表示方法
3Dビューの画面右上にある設定から表示非表示が可能。
設定の下記「オブジェクトギズモ」の移動・回転・スケールのチェックボックスにチェックを入れることで表示できます。
ただし、この方法だと「移動(G)・回転(R)・拡大縮小(S)」のショートカットキーを押下したときは表示されないんです。
また、選択ツールを選択していた時に表示されるようです。
しかも移動・回転・スケールすべてにチェックいれると全部が表示されるので見づらいのです。※記事の1番上の画像です
まぁ〜使い方しだいでは便利だし慣れもあるかもしれませんがw
今回は設定方法のみで使い方については、また今度!
Blenderにハマってますので、いろいろなことを書いていきたいと思います。
間違っていたらご指摘願います。
また、詳しい方いろいろおしえてくださいませ。
よろしくです!!
2024/1/4追記
ショートカットを設定した際のデメリットを見つけたので追記しておきます。
それは「複数の頂点を揃えたい場合」のショートカットが使用できないことです。
■解説
例)下記画像左のX軸方向の不揃いの4点を揃えたい場合、4点を選択し「S + X + 0(ゼロ)」をおこなうと簡単に右画像のように揃えることができます。
しかし、上記ショートカットを設定しているとこの操作が使えません。
複数の頂点を揃える方法は他にもあるので、お好みで設定していただければと思います。