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■カビの基礎
いままで複数回引っ越して、
いろいろな家を見てきましたが、
現在の家に住むまでは、
カビを気にしたことがありませんでした。
そのため、
現在の家のカビの繁殖力には、
すごくびっくりしています。
住む家によってこんなにも差があるのかと驚くばかりです。
カビだらけになったら掃除するのも大変ですし、
カビに侵された洋服や布団などを捨てたこともあります。
まずはカビを知ることから始めてみたいと思います。
●カビってなに?
カビとは、微生物群の一種で菌の仲間です。
糸のような「菌糸」と「胞子」から成り立っています。
カビの胞子は、増殖に都合がよい条件におかれると、
2〜3日で目に見える塊(集落)になり、
1週間もするとたくさんの胞子を作り周囲に撒き散らします。
作られた胞子は風や水あるいは人によって、
他の場所に運ばれ、再び発芽し発育します。
この繰り返しによってカビは広がっていきます。
また、カビは、餅やパン、菓子類などのデンプンや糖分を含んだ食品を好みますが、
食品ばかりでなく、人の垢やペンキの成分、プラスチックまでも栄養源にして発育し、
目に見える大きな集落を形成します。
●カビが発生・繁殖する条件とは?
カビが発生する条件
- 栄養分・・・いろいろな物が栄養分となります
- 酸素・・・活動に必要
- 湿度・・・カビが好む湿度
- 温度・・・カビが好む温度
- 時間・・・成長するための時間
カビの発育には栄養分、湿度、温度そして酸素の4つの要素によって影響を受け、
定着してから成長するまでの時間が必要になる。
また、カビは気温25℃で湿度60%以上になると急速に増える。
特に梅雨時期は湿度が70%以上を超えるため結露が生じやすく、
カビが繁殖しやすい環境となる。
カビが活発に繁殖する条件
- 湿度:20〜30℃
- 湿度:60%以上
- 栄養分:汚れ、食べかすなど
今回はカビの基礎をご紹介しました。
カビが繁殖する条件を知ることで、
どのようなカビ対策をおこなうかが見えてくると思います。
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